職業演劇人を志す人のための演劇学校
私共は、「プロ=世の中に価値を提供する人」と考えています。
もしあなたが職業としての演劇人を志しているのにそれがかなわない時は、あなたが演劇で世の中に価値を提供できていないからです。
あなたが演劇に携わることで誰かが「お金を払いたい!」と思ってくれたその時、あなたは食べていくことができるようになります。
当校は1年間約500時間の濃密なプログラムで演劇業界の未来の稼ぎ手となる人材を育成することを目指しています。
卒業後はENTRY ACTと共に、又はフリーランサーとして出演/演出/指導/企画などプロとして演劇で生計を立てることを想定しておりますため、1年の間に【心構え】【演技力(感情等内面重視)】【読解力】【現場力】【身体能力(コントロール・発声)+【事業主マインド】をじゅうぶんに修得していただきます。
ENTRY ACTは、スクール生も講師も生半可な気持ちでは「卒業後の職業化」が困難であることを重々承知しております。
ひとりひとりにしっかり行き届く指導であるべきとの考えから、当校は10名程度で募集を締め切らせていただきます。
(以降の募集有無は一切未定)
演劇が社会で担う役割は、【感動を生むこと】。
たった一回の演劇鑑賞が人生を変えることだってあるのが、演劇のおもしろいところです。
観た人が笑ったり泣いたり怒ったりハラハラしたり感情が動く体験をして「明日もがんばろう!」と活力を得たり自分の人生について内省するきっかけになったりできるって、すごいことです。
きっと多くの「演劇プロを目指す卵」がその素晴らしさや不思議さに魅了されてこの道を志していることでしょう。
ENTRY ACT代表の大江も、その魅力にたまらなく惹かれてしまったので演劇の道を選択しました。
ただし、それで思考をやめてしまったら演劇のファンで終わってしまいます。
感動を生むような価値ある芸術性は、奇跡やまぐれではありません。
少なくとも、仕掛ける側(サービスを提供する側)が奇跡やまぐれに頼っていたら仕事にならないのです。
お客様からお金を頂くプロであるならばいつでも一定のクオリティのある演技を発揮できなければいけないのは言うまでもなく当然のことです。
そのために、演技の知識も技術もしっかり身につけておく責任があるのです。
(当校はスタニスラフスキーシステム/リーストラスバーグメソッド演技法/マイズナーテクニック等の演技方法論を身につけてから卒業していただきます)
ただし気を付けなければならないのが、技術が身につけばプロになれるのかと言ったら必ずしもそうではないということです。
自らが演劇の事業主であるとの自覚を持って演劇で生み出す価値を売る覚悟の元ひとつひとつの仕事にあたらなければ「職業演劇人」は夢で終わってしまうのです。
自分の人生を自分でコントロールするために
現状、演劇業界で「安定した雇用」を求めることは難しくなっています。
会社に雇用されている時のように待っていても仕事をもらえないのがこの業界なのです。
では、こうしてみてはいかがでしょうか。
自分で仕事を「つくる」のです。
演技の知識・技術・経験を活かせる(つまり、演劇をやれる)演劇の会社はほぼありませんので
現状では芸能事務所に所属して芽が出るのを待ったり小劇場に出演してブレイクを待ったりする方が多いです。
ただ、生計を一本化できるまで何年かかるかわかりませんし
様々な事情の中で辞めていってしまう方が殆どです。
基本的に「待った結果どうなるか」はコントロールの外にありますから、どうすることもできない状況の中相当の忍耐を求められます。
そこでENTRY ACTは
個人事業としてできるだけスピーディーに生計を立てるところまでもっていく
ことにフォーカスしました。
当校はプロレベルに到達できる演技の勉強をしながら稼ぎ方まで身につけた上で卒業できるスクールである点が最大の特徴です。
この文章をお読みの方の多くは正規・非正規で会社に属しているのではないでしょうか。
そのお仕事を辞めて、演劇事業に集中できる環境を整えていただきたいのです。
演劇は非常に時間と手間のかかる仕事ですから、あなたには一日24時間の限られた時間の多くを演劇のトレーニングや感性を高めることに使っていただきたいのです。
個人の場合、自分の裁量で仕事をすることが可能になります。
自分の収入・勤務場所・勤務時間を自分でコントロールすることになるのです。(もちろん、自由を手にすれば責任を負うことになります)
つまり、限りある時間を存分に演劇に充てることができるようになるのです。
1年間で身につけた演劇の知識やスキルを使って演劇関連の企画(公演や講座)を自身でやってみても良いでしょうし、出演することもできます。
当スクールでは芸能事務所の案内は行いません。
オーディションの案内も基本的に行いません。
そのかわり、卒業後に自立して演劇で生計を立てていけるように、
こつこつと仕事を「つくる」ためのカリキュラムを組み込んでおります。
(ENTRY ACT関連のお仕事を依頼することがございます)
演劇の仕事で世の中を良くしたい。演劇の可能性を信じている。
ENTRY ACTはスクール生さん(未来の仕事仲間)ひとりひとりと真剣に向き合う覚悟でおります。
真剣に演劇と、仕事仲間と、お客様と向き合いたい方の為の演劇プロスクールが始まります。
概要
開講日
毎週月・木 13:00〜18:00 月8回(5週目休み)
※ 補講あり(やむを得ず授業数が足りない場合に受講できる講座)
契約期間/受講料
契約期間:1年
入校費用:50,000円(入校前・一度限り)
受講料:33,000円/月
※ 授業料/公演参加費/その他実習にかかる諸経費すべて込み
入校条件
下記いずれかの条件に当てはまる方
- ENTRY ACT習い事演技クラス在籍経歴のある方
- 養成所、専門学校等に通ったことがない方
- 入校に際して審査を設けております。
- 契約は1年で、それ未満の契約はございません。
- 契約中は授業出席を最優先していただきます。
- 年齢に制限はありませんが、未成年者は保護者の同意書が必須です。
- 養成所、専門学校経験者で入校を希望される場合にはご相談ください。ただし、過去の演技経験を捨て去る覚悟を持って臨んでいただきます。
履修項目
【講義/基礎】150時間
- 舞台心得
- 心身の立ち上げ
- 戯曲読解
- エクササイズ(集中/緊張/身体コントロール)
- 発声
- 感情解放、及び感情の取り扱い
基礎に重きを置きながら本読み合わせや立ち稽古を徐々に取り入れます。
【実践】300時間
「講義/基礎」で学んだことを確実に「できる」状態にします。
【実習】30時間
- 仕事の心構え
- 演技講師実習
- 俳優実践(スタジオ公演3回+劇場公演1回)
- 演技講師実習(1回)
スクール卒業に向けて生計を立てていくために必要な知識を身につけ、その後の人生に役立てていただきます。
「学習の5段階」を元にカリキュラムを提供します
物事の理解は「知る・わかる・行う・できる・分かち合う」の5段階あると言われています。
演技技術に限らず、「知る・わかる」までで終わってしまう人が多いようです。
わかっていても、実践できなければ意味がありません。
(無駄にはなりませんが、仕事になりません)
当スクールでは「行う・できる」を越えて最終段階の「分かち合う」まで480時間の少数レッスンでフルサポートします。
お問い合わせ・お申し込み
お問い合わせ、お申し込みは下記メールアドレスまでご連絡ください。
事前カウンセリング・無料体験・説明会をご案内いたします。
info@entryact.jp